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研究会の活動


2021年 8月
関西の水辺空間と都市再生研究会 会長  中 野 雅 弘

 本研究会は、河川や運河および港湾等の水辺空間を生かした都市再生や都市形成のあり方について携わる学識経験者、行政、民間事業者、団体の方々が集い活動を行う研究会である。
 従来、都市形成に大きな役割を果たした川や運河の水辺空間は都市の裏側とのイメージとの時代もあったが、都市化が進んだ現代、特に近年21世紀においては、それらは都市に不可欠な基盤的インフラとして重視される空間となっている。また、歴史的に世界の都市は川沿いに立地しており、多くの都市では都市機能や都市観光などにとって必要であり、水辺空間を生かした都市再生では、環境、景観、都市の風格、文化・歴史といった面での特徴を生かした都市再生や都市形成は重要な流れであり基本的なコンセプトとなっている。
 このようにこれからの時代の都市再生においては、河川や運河等の水辺空間を生かすとともに、さらには連続性を考慮して湾岸部などを含めた視野からの広域的な地域再生も必要となってくるものと思われる。また水辺空間の地域特性を考慮した都市再生も重要であり、それぞれの景観や風格、環境を活かした都市の再生や人間により優しい都市再生が実現されるものと思われる。
 この研究会ではこのような活動を通じて、その時点で地域が要請する諸課題などについて問題点を整理し検討テーマを絞り、具体的に何が必要で何を解決すべきものなのか、実施可能な事業などを提言的な内容としてまとめることが出来ればと考えている。


 ○C  関西の水辺空間と都市再生研究会
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